新型コロナウィルス対策を講じた堂林自主防災訓練

令和2年度の堂林自主防災訓練が6月14日(日)行われました。例年の防災訓練は堂林こども広場に集合した後、第二中学校の体育館で防災講義を聴講したりしているのですが、今年の防災訓練は新型コロナウィルス感染対策を考慮して、集合無しの黄色いハンカチを使用した安否確認訓練情報伝達訓練を実施しました。

堂林自治会では本年度より隣組長LINEグループ自主防災会LINEグループの二つを立ち上げて迅速な情報伝達に取り組んでいます。堂林には24組の隣組が有るので自治会三役や自主防災委員を含めたLINEグループはどちらも25名前後の人たちで構成されています。組長さんや防災委員は各隣組から順番製でメンバーが選出されてくるので、若い方から高齢者まで年齢構成は幅広いのですが、どちらのグループでも約7割~8割の人たちとLINEを使用した情報伝達が可能だという事が分かって運用を開始しました。

堂林自治会で任意に選ばれた人達の二つのグループで約7割~8割の人たちとLINEを使用した情報伝達ができるという事は、おそらく日本中どこの自治体でも同じような活用が可能な状況にあるのだろうと思います。核となる人が一人いてグループを構築してしまえば、後はメンバーで活用するだけなので運用は難しくありません。LINEの使用が不可能な役員さんたちとの情報連絡は、これまで通り携帯電話等で直接会話しているのですが、LINEを使う事が出来れば簡単に同じ情報を瞬時に伝えることが出来ます。

何処の自治会でも新型コロナウィルス感染防止のため、毎月行われる定例会の開催等は人数を絞ったりして苦労している所が多いのではないかと思います。LINEを上手に活用すればグループに参加している人達の意見を幅広く聴収する事や、資料を添付して周知事項を正確に伝達する事も可能になります。新しい生活様式の一環としてLINEを使用したビデオ通話ライブ配信の活用も可能なのですが、幅広い年代の人たちに参加してもらうためには、『難しそう!』という先入観を払拭して教えてあげる必要があると感じています。

新型コロナウィルスの影響が下火になってきたら、昨年から始めたスマホ講習会を継続していく事でSNSの活用を進めていきたいと考えています。新しい生活様式に慣れていくためには、ITの活用が必要不可欠な時代です。堂林自治会の取り組みが日本中の自治取組の良い手本となるように取り組んでいきたいと思います。

R2 堂林自主防災訓練の開催について(お知らせ)