令和3年度 コロナ禍での堂林自治会 新年どんど焼き
1月10日(日)令和3年度の堂林どんど焼きが行われました。コロナウィルスによる静岡県内の新規感染者数は127人で、1日当たりの最多人数を更新しています。以前の日常とはかけ離れた環境のなか、少ない人数で年始の行事が行われました。当初予定されていた、とり飯や赤飯調理も中止となって、回収したお正月飾りの焼き行事のみとなりました。清水区でもコロナウィルスのクラスターが発生しているようなので、これも仕方ない対応だと思います。
以前に比べるとお正月飾りの回収量も年々減少傾向にあるようで、昔はトラックの荷台3台分が集まったなんて話も出ていました。数少ない人出で、どんど焼きの行事をとり行うため、今年は焼き穴の掘削を杉本舗装さんにお願いして2m×2m×0.5m程度、重機で掘削してもらいました。杉本舗装の社長さんとは仕事上のお付き合いがあるのですが、実家が堂林にある方なので町内会からのお願いとして打診したところ、気持ちよく引き受けてくれました。お陰で綺麗な形の焼き穴を準備することが出来ました。
堂林自主防災会には例年夏祭りや、運動会、どんど焼き等、様々な応援要請があるのですが昨年はコロナ禍でほとんどの行事が中止となってしまいました。毎年、堂林自治会のどんど焼きがあって新しい1年が始まるという雰囲気になるのですが、今年も多くの行事が中止になっていくかもしれません。今回自主防災委員として、どんど焼きに参加してみると、今まで気にしていなかった行事の準備にいくつか気付かされました。
10年ぐらい前の堂林自治会のどんど焼きを写真で振り返ってみると、朝から町内総出でお餅をついたりお茶会の会場ができていたり、堂林神輿が町内を練り回ったりと、夏祭りに肩を並べる一大イベントである事が分かります。自治会館の玄関には大きな門松が飾ってあってびっくりした覚えもあるのですが、廃棄物減量推進委員の秋山さんと話して、あの時の門松が手作りだったことを聞き、更に驚かされました。
これまでも季節感のある地域の行事に携わることによって、情緒豊かな子育てができ、安全で安心できる生活をさせてもらってきたので堂林自治会には感謝の思いがあります。これからも堂林で暮らしていく人たちに、少しでも恩返しが出来る様に協力していきたいと思います。コロナ禍で規制の多い自粛生活が続いていますが、暗い話題ばかりでもありません。昨年に続き全日本高校女子サッカー選手権で静岡県代表の藤枝順心高校が大会連覇を果たしています。昨年は静岡学園との男女同時優勝でしたが、それでも元気をもらえる明るい話題に違いありません。
『あの頃はコロナ禍で大変だったよね~』なんて話せる時がいずれ来ると思います。新しい生活様式で学んだ事を生かして次の時代に繋げてゆけば、今の状況も無駄にはならないと思います。