地域デザインカレッジ公開講座『負担の少ない地域活動のつくりかた』に参加してきました!

7月の回覧物にあった地域デザインカレッジの公開講座にIT委員の鳥井君と参加してきました。テーマは『負担の少ない地域活動のつくりかた』で講師は、しずおか自治取組発表会でお世話になった里山くらしLABOさんが担当でした。

以前にもお話を聞いたことがあるのですが、静岡市が抱える将来的な問題として少子高齢化による税収の減少で85歳以上の高齢者を支える現役世代の人数がかなり少なくなる事、これに伴い地域活動も行政に頼れなくなり、これまでと同じ人数や方法では難しくなる事を説明されていました。

この先現状が変化してくるのだから変化への対応は必須で、負担の少ない地域活動にしていくためには、必要なことを効率的にやることが重要。具体的には『①併せてみる ②変えてみる ③マニュアル化 ④多様な参画 ⑤減らしてみる、やめてみる ⑥住民と共有』という項目別に具体的なアドバイスが有りました。市内自治会・町内会の事例紹介として清沢地区自治会連合会と広野町内会の役員さんから取り組み事例の報告も有りました。

役員の担い手が不足している事や、行事や活動の見直しが必要など、よく耳にする問題に取り組んだ活動報告をされていました。堂林自治会も数年前に清水区役所の地域総務課とまったく同様の取り組みを行った経緯が有ります。地域活動に伴う課題は地域特有のものから、各地に共通するものまで数多くありますが、特効薬はありません。

今までと同じ事を続けるのではなく、時代の変化に応じて効果的に対応を変えていく事が必要なのは何処でも同じことだと思います。②変えてみるの項目では、堂林自治会の活動IT化も参考事例として紹介されていました。6月中旬に実施した『新型コロナウィルス対策を講じた堂林自主防災訓練』 の様子も紹介されていました。

現在コロナ禍での地域活動として、堂林自治会ではLINEグループのLive配信を活用した定例会の開催を検証中です。目的は毎月の定例会への隣組長参加を、自治会館での直接参加とLive配信参加に分散し、全員参加で開催していく事です。重厚な設備を整えなくても手軽に実施できる目途がついてきました。まもなく地域活動で変化への対応に取り組むトップランナーの活動が公開できると思います。 

 【地域デザインカレッジ公開講座】
  ① 負担の少ない地域活動の作り方  抜粋 
  ② 行事や活動の見直しガイド